柏内啓吾

エピソード

私が鍼灸に出会ったのは高校1年生の秋。当時高校野球に青春の全てを注いでいました。新チームになり即レギュラーに選ばれて気持ちが高ぶる最中、私を絶望させたのは『野球肘』とゆう怪我でした。某有名整形外科で下された判断は完治まで3ヶ月の保存療法とノースロー。レギュラーとして活躍できる立場から一気にレギュラーメンバーのサポートと基礎体力作りのトレーニングのみ。私にとってとてつもない挫折でした。苦しい悔しい毎日からいつ逃げようかと日々悩んでいた頃に鍼灸師の先生を紹介していただき、そこで初めて受けた鍼灸治療。完治まで3ヶ月と言われた怪我がたったの1ヶ月も満たない期間で完治…医者が3ヶ月は治らないと言う怪我をこんなにも早く治す事ができるなんて心底驚きました。この人は神様なのか？と。この経験が私の将来の夢のきっかけとなり、柔道整復師・鍼灸師の道へ進むようになりました。この仕事を13年していてコンプレックスを抱えて悩んでいる人を沢山見てきました。もちろん私にもありましたし、今もあります。1番のコンプレックスは歯並びでした。正直、人前や写真の時に口を開いて笑いたくなかったし、話してる時や笑う時は手で口を隠してしまう癖もありました。でも、セラミックに変えて本当に人生が変わりました。とにかく綺麗になった歯を見せたくて常に笑いたくなります。自然と笑っていると昔と表情筋の使い方も変わって顔も変わったと良く言われます。なによりも自信が持てて何事にも気持ちが前向きになります。楽しい、嬉しいから笑うだけでなく、笑うから楽しくなる、嬉しくなる、気持ちが明るくなる。コンプレックスが解消された瞬間、人の人生は大きく変わります。私もそんな人の人生に寄り添えるコミュニケーション・施術をいつも心がけています。