ストレートネックの重症度チェック！改善方法や予防のためのケア方法をご紹介！

スマートフォンを見ている時やパソコンで作業している時に首が前に出ていませんか？首や肩のこり、頭痛に悩まされている方は、ストレートネックの可能性があります。ストレートネックは、現代人の多くが抱える悩みのひとつです。長時間のデスクワークやスマホの使い過ぎによって、本来カーブしているはずの首の骨がまっすぐになってしまい、さまざまな不調を引き起こします。

この記事では、ストレートネックの重症度別の症状や改善方法などについて詳しくご紹介します。

ストレートネックとは？

ストレートネックとは、ゆるやかに湾曲しているはずの首の骨がまっすぐになってしまう状態のことです。まずは、ストレートネックがどのようなものか、その原因や背景について詳しく解説します。

ストレートネックの主な原因

ストレートネックの大きな原因は、長時間うつむいた姿勢を続けることです。パソコン作業やスマートフォンの操作中、画面を見るために頭が前に突き出た状態が続くと、首への負担が大きくなります。成人の頭の重さは約5kgもあるため、正しい位置からずれるほど首の筋肉や骨に過度な負荷がかかり続けてしまうのです。このような姿勢の積み重ねが、首のカーブを失わせる要因となります。

現代社会で増加している背景

スマートフォンが普及した現代では、ストレートネックに悩む方が多くいらっしゃいます。通勤電車の中や休憩時間など、気づけば一日中画面を見下ろしている、なんてことはありませんか？また、在宅ワークの増加により、デスク環境が整っていない状態で長時間作業する機会も増えました。さらに、ゲームや動画視聴といった娯楽の時間も、うつむき姿勢を助長します。デジタル機器の使用時間が増えるほど、首への負担も比例して大きくなり、年齢や性別を問わずストレートネックのリスクが高まっているのが現状です。

ストレートネックの重症度をセルフチェック！

ストレートネックには軽度から重度まで段階があり、それぞれで現れる症状が異なります。軽い肩こり程度であれば軽度、慢性的な痛みがあれば中等度、日常生活に支障が出ているなら重度の可能性があります。ここでは、症状の程度別に特徴をご紹介しますので、ご自身の状態をチェックしてみてください。

軽度

軽度の段階では、肩こりや首のだるさを感じることがあっても、日常生活に大きな支障はありません。デスクワークやスマホ使用後に違和感を覚える程度で、少し休憩すれば症状が和らぐことがほとんどです。また、首を動かしたときに軽い突っ張り感がある、枕の高さが合わない気がするといった小さな症状が現れます。この段階であれば、姿勢を意識したり簡単なストレッチを取り入れたりすることで、症状の進行を防げる可能性があります。早めに気づいて対処することで、この後にご紹介する中等度や重度になることを防げます。

中等度

中等度になると、首や肩の痛みが慢性化し、頭痛やめまいといった症状も出てきます。朝起きたときから首が重く感じたり、一日中肩がこったりと、休息だけでは改善しにくくなります。また、首を後ろに倒しにくい、振り向くときに痛みを感じるなど、可動域の制限も現れ始めます。手や腕にしびれを感じる方もいらっしゃいます。この段階では、日常生活や仕事にも影響が出始めるため、ストレッチや姿勢改善だけでなく、専門的なケアを受けるのがおすすめです。放置すると症状がさらに進む可能性があります。

重度

重度まで進行すると、強い痛みや頭痛が日常的に続き、生活の質が大きく低下します。首や肩の痛みに加えて、手のしびれや力の入りにくさが目立つようになり、細かい作業が困難になることもあります。めまいや吐き気、眼精疲労なども伴い、集中力の低下や不眠につながるケースもあるでしょう。首を動かすこと自体が辛くなり、仕事や家事に支障をきたすこともあります。この段階では、セルフケアだけでは改善が難しいため、医療機関などで検査を受けることが大切です。

ストレートネックの改善方法

ストレートネックは、日常生活の中でできる改善方法がいくつもあります。簡単なストレッチや姿勢の見直し、スマホの使い方を工夫するだけでも、首への負担を減らすことができます。また、寝具を見直すことで睡眠中の首の状態を整えることも大切です。ここでは、ストレートネックの改善方法をご紹介します。

ストレッチ

首や肩まわりの筋肉をほぐすストレッチは、ストレートネック改善の基本です。首をゆっくり左右に倒したり、回したりする動きを、無理のない範囲で行いましょう。肩を大きく回す運動もおすすめです。ポイントは、痛みを感じない程度にとどめ、呼吸を止めずにリラックスして行うことです。デスクワークの合間に数分でもストレッチを取り入れるだけで、筋肉の緊張が和らぎます。首だけでなく、背中や胸の筋肉もほぐすことで、姿勢全体のバランスが整いやすくなります。

姿勢改善

姿勢を正すことは、ストレートネック予防と改善のために大切です。座る時は、背もたれに背中をつけ、あごを軽く引いて耳と肩が一直線になるよう意識しましょう。パソコン画面は目線の高さに合わせ、画面を見下ろさないように調整しましょう。立っている時も、頭が体の真上にくるイメージで、重心を意識することが大切です。最初は意識し続けるのが大変に感じるかもしれませんが、姿勢を正す習慣がつくと、自然と首への負担が減っていきます。鏡でときどき自分の姿勢をチェックするのもおすすめです。

スマホ使用時間を調整

スマートフォンの使い過ぎは、ストレートネックの大きな原因のひとつです。使用時間を見直し、できるだけ減らす工夫をしてみましょう。スマホを見る時は、端末を目の高さまで持ち上げることで、首を下に曲げる角度を小さくできます。また、30分に一度は画面から目を離し、首を軽く動かしてリフレッシュすることが大切です。通知設定を見直して、必要のないアプリの通知をオフにすれば、スマホを手に取る回数も減ります。意識的に使用時間をコントロールすることで、結果的に首への負担を大きく軽減できます。

適切な寝具選びと寝姿勢の見直し

睡眠中の姿勢も、ストレートネックに影響します。枕が高すぎたり低すぎたりすると、首に不自然な角度がかかり続けてしまいます。理想的な枕の高さは、仰向けに寝たときに首のカーブが自然に保たれる高さです。横向きで寝る方は、頭と背骨が一直線になる高さを選びましょう。

マットレスの硬さも大切です。体が沈み込みすぎない適度な硬さのものを選びましょう。質の高い睡眠環境を整えることが、首の健康を守るためのポイントとなります。

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当院の全身治療では、まずカウンセリングで姿勢を撮影し、お客様それぞれの生活習慣や仕事での姿勢を丁寧に分析します。体の歪みがどこから来ているのか原因をチェックしたうえで、手技や鍼を使って筋肉や骨格にしっかりアプローチします。表面的な症状だけでなく、根本的な解決を目指した施術を行っています。一人ひとりに合わせたオーダーメイドの方法で、ストレートネックをはじめとする体の不調を改善へと導きます。ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。

ストレートネックでお悩みの方はKADOMORIにご相談ください！

この記事では、ストレートネックの重症度別の症状や改善方法などについて詳しくご紹介しました。

ストレートネックは、スマートフォンやパソコンの使用が欠かせない現代社会において、誰にでも起こりうる身近な症状です。早めに自分の状態に気づき、ケアを始めることが大切です。ストレッチや姿勢の改善、スマホの使い方を見直すだけでも、首への負担を大きく軽減できます。ぜひ試してみてくださいね。

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