ストレートネックの見分け方は?よくある症状や改善方法などをご紹介!

目次
ストレートネックは、パソコンやスマホの長時間の使用や猫背など、姿勢の影響で発症してしまいます。壁を使えば、ストレートネックになっているのかを簡単にチェックすることができます。この記事では、ストレートネックの見分け方やよくある症状、改善方法について詳しくご紹介します。
ストレートネックとは?
ストレートネックとは、本来ゆるくカーブしている頸椎という首の骨が、ストレートになってしまっている状態のことです。主な原因は、長時間のスマートフォンの使用やパソコン作業による影響が多く、スマホ首と呼ばれることもあるため知っている方は多いでしょう。
首を前に突き出す姿勢が続くと、首の筋肉が常に緊張し、骨の位置にもゆがみが出てきます。
猫背で過ごすことも首の自然なカーブを失わせる要因です。デスクワークを長時間行っており、その間に前傾姿勢が続くことも影響します。これらの姿勢が積み重なることで、首や肩に負担がかかりやすくなり、コリや痛み、疲労感といった不調を引き起こすこともあります。現代人の誰もが起こりうる身近な問題といえるでしょう。
ストレートネックの見分け方は?
ストレートネックかどうかは、セルフチェックで確認することができます。首のカーブが失われていると、壁に立ったときの姿勢などに変化が出ることも。自分の体の状態を知るために、簡単なチェックを行ってみましょう。
方法は簡単。自宅やオフィスなどのどこでもOKなので、壁に背をつけて真っ直ぐ立ってみてください。この時に、後頭部がつくかどうかがポイントとなります。後頭部がつくのか、頑張ればつくのか、状況によってストレートネックかどうかがわかります。
軽度:意識すれば後頭部が壁につく
まず、かかと・お尻・肩甲骨を壁につけてまっすぐ立ってみてください。この時に後頭部が壁に自然に触れず、意識して姿勢を正せばなんとかつく、という状態であれば、軽度のストレートネックが疑われます。普段の姿勢で少し首が前に出てしまっているサインといえるでしょう。軽度であれば、日常生活の中でこまめに姿勢を意識することや、ストレッチを取り入れるだけでも改善させることが可能です。
中度:力を入れれば後頭部が壁につく
先ほどと同じように壁に背をつけて立ち、強めに首を引いて力を入れれば、後頭部がやっと壁につく場合は、中度のストレートネックが考えられます。このレベルでは、首や肩まわりにコリや重だるさを感じている方も多いかもしれません。自然な姿勢に戻すには早めのケアが大切です。
重度:力を入れても後頭部が壁にまったくつかない
まっすぐ立っても、力を入れても後頭部がまったく壁に届かない場合は、重度のストレートネックの可能性があります。この状態では、首の骨のカーブがほとんどなくなり、筋肉への負担もかなり大きくなっていることが考えられます。頭痛や腕のしびれ、集中力の低下など、全身に影響が出ていることもあるので、病院や整体などにご相談くださいね。
ストレートネックでよくある症状は?
首のこりや肩の重さ、ふわっとしためまいなど、日常でよくある不調が実はストレートネックと関係していることもあります。姿勢の乱れが原因で起こる症状はさまざまです。気になる体のサインを見逃さないようにしましょう。ここからは、ストレートネックでよくある症状を3つご紹介します。
首や肩の凝り
ストレートネックの代表的な症状として、首や肩の凝りがあります。頭の重さを首の骨で自然に支えられなくなり、筋肉にかかる負担が増えてしまうからです。パソコン作業やスマホを使っている時に首を前に出す姿勢が続くと筋肉が緊張し続け、ガチガチに固まりやすくなります。血流も悪くなるため、慢性的な疲労感や重だるさを感じることも多く、ひどくなると肩こりから頭痛へつながるケースも。意識的に姿勢に気をつけていくことが大切です。
めまい
ストレートネックになると、首の筋肉や関節がこわばり、血管や神経を圧迫してしまうことがあります。その影響で、耳の奥にある三半規管や脳への血流が滞り、ふわふわとしためまいを感じることがあるのです。朝起きたときや、長時間同じ姿勢でいた後に立ち上がる瞬間などに、ふらつきや軽い回転性のめまいが出ることはありませんか?こうした症状は自律神経の乱れとも関係が深く、首を整えることで和らぐ場合もあります。
吐き気
ストレートネックが進行すると、首まわりの血流が悪くなり、脳への酸素供給がスムーズに行われにくくなります。その結果として、頭痛やめまいに加えて吐き気が出てくることがあります。目の疲れと首の緊張が重なった時に特に感じることが多いようです。一時的な体調不良と考えずに姿勢の見直しや休憩を取り入れることが大切です。
自宅でできるストレートネックの改善方法は?
ストレートネックは、日常的な習慣を見直すだけでも少しずつ和らげていくことができます。ここでは、ストレートネックの改善方法についてご紹介します。
スマホ・パソコン使用時は適度に休憩を入れる
スマホやパソコンは現代の生活に欠かせませんが、使い方によっては首に大きな負担をかけてしまいます。うつむいて画面を見る姿勢になっていませんか?この姿勢が長時間続くと、首の筋肉が緊張し、ストレートネックを引き起こしやすくなります。
集中していると時間を忘れてしまうものですが、30分〜1時間ごとに短い休憩を入れるだけでも首の負担は軽くなります。目線を上げて遠くを見る、立ち上がって肩を回す、深呼吸をする…このようなリセットの時間が大切です。
また、スマホやパソコンの位置を目線と同じ高さに調整することも、首へのストレスを減らす大事なポイントです。ぜひ試してみてくださいね。
自分に合った枕を選ぶ
眠っている時間は、体を回復させるためにとても大切な時間ですが、その間に首に合わない枕を使っていると、かえってストレートネックを悪化させてしまうことがあります。
理想の枕は、寝た時に首と背中のラインが自然なカーブを保てるものが良いでしょう。高さはもちろん、硬さや素材も、自分の体に合っていることが大切です。仰向けで寝たときに、首の後ろがやさしく支えられている感覚があるかどうかを目安にしてみてください。
高すぎる枕は首を前に押し出し、低すぎると頭が下がってしまい、どちらも首に無理な力がかかります。最近では、ストレートネック対応の枕も市販されているので、試してみてください。
ストレッチを行う
ストレートネックの改善には、固くなった首や肩まわりの筋肉をやわらかくほぐすことがとても効果的です。そのためにおすすめなのが、ストレッチです。
呼吸を止めずに、リラックスして取り組んでみましょう。
アゴ引き体操
- 椅子に座って背筋を伸ばし、肩の力を抜きます。
- 顔を前に突き出すように動かした後、今度はアゴを引いて、首だけを水平に後ろへスライドさせて戻します。
- 背中や体は動かさず、首だけを前後に動かすのがポイントです。
- これをゆっくり10回ほど繰り返してみましょう。
首の側面ストレッチ
- 椅子に座って背筋を伸ばし、左手をお尻の下に置いて固定します。
- そのまま、首をゆっくりと右に傾けて、左の首すじをじんわり伸ばします。
- 左耳の上を右手でやさしく押さえると、よりしっかりと伸びます。
- 10秒ほどキープしたら、ゆっくり戻して反対側も同様に。左右2回ずつが目安です。
ストレートネックでお悩みの方はKADOMORIにご相談ください!
この記事では、ストレートネックの見分け方やよくある症状、改善方法について詳しくご紹介しました。ストレートネックは、生活習慣で少しずつ進行してしまうことがあります。首や肩のこりだけでなく、めまいや吐き気など、思わぬ不調につながることもあるため、ケアを早めに行うようにしましょう。スマホの使い方を見直したり、自分に合った枕を選んだり、ストレッチを取り入れることで、首への負担をやわらげることができます。もし現在、ストレートネックでお悩みの方は、KADOMORIにご相談ください。
ストレートネックについては、こちらの記事もご覧ください。
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