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更年期障害の原因は?よくある症状や発症しやすい人の特徴・改善する方法などを解説!

更年期障害

加齢にともなって、更年期障害の症状を感じる方は多くいらっしゃいます。症状は体にも心にも現れるといわれていますが、正しくケアすれば和らげることが可能です。この記事では、更年期障害の原因やよくある症状、発症しやすい人の特徴、改善方法などについて詳しくご紹介します。

更年期障害でよくある症状は?

更年期になると、体にも心にもさまざまな変化があらわれます。代表的なのは、ほてりや発汗、気分の落ち込みや不眠などの症状です。症状の出るタイミングや強さは人によって異なり、「なんとなく調子が悪いな…」という違和感から始まることが多いといわれています。ここでは、よくある症状をタイプ別にご紹介します。

精神神経系の症状

更年期にさしかかると、ホルモンバランスの変化によって心の状態が不安定になりやすくなるといわれています。突然イライラしたり、わけもなく不安な気持ちになったりしていませんか。眠りが浅くなって夜中に目が覚めてしまうことや、うつのような気分の落ち込みを感じる方もいます。また、頭痛やめまいなどの変化も、心と深くつながっているために起こることがあります。こうした症状を気のせいだとやり過ごすのではなく、更年期障害のサインとして捉えてみましょう。

血管運動神経系の症状

更年期に多いといわれるホットフラッシュが現れることがあります。これは突然顔や首がカーッと熱くなる現象です。動悸や息切れ、大量の寝汗をかくなどが、よく見られる症状です。むくみやすくなったり、体温のコントロールがうまくいかないように感じることもあります。こうした症状は、血管や自律神経が乱れることで起こるため、体を冷やしすぎないようにしたり、ゆっくりと深呼吸をして整えていくことが大切です。

皮膚・分泌系の症状

年齢を重ねるにつれてなんとなく目が乾いたり、のどがカラカラしたりすることがあります。このような症状が増えたら、それも更年期のサインかもしれません。ホルモンの変化により、涙や唾液などの分泌量が減少することで、ドライアイや口の渇きが起こりやすくなります。肌の乾燥も同じ仕組みで起こります。こまめに水分をとったり、目薬や保湿ケアを取り入れるだけでも、少しずつ快適さが変わってきます。

消化器系の症状

「なんとなく胃がもたれやすい……」という違和感も、更年期の影響かもしれません。ホルモンバランスが変化することで自律神経が乱れ、消化機能にも影響が出やすくなります。吐き気や下痢、便秘、胸やけなどが起こることもあり、体調に波が出やすくなるのがこの時期の特徴です。消化にやさしい食事を心がけたり、リラックスできる時間を大切にしたりすることで、心身のバランスを少しずつ整えていきましょう。

運動器官系の症状

肩こりや腰痛、関節のこわばりなど、日常動作がつらく感じることも、更年期障害の可能性があります。エストロゲンという女性ホルモンには、骨や関節を守る働きがありますが、減少すると、筋肉や関節が固くなったり、手足がしびれたりすることがあります。朝起きたときに手がこわばったり、動きづらさを感じたりしたら、注意が必要です。

泌尿器・生殖器系の症状

更年期になると、月経が不規則になったり、急に止まったりする変化があります。また、尿もれが起きやすくなったり、トイレが近く感じたりする方もいます。性交時の痛みや膣の乾燥感といった症状も、ホルモン低下によって起こることがありますが、これらもよくある症状です。

更年期障害を発症しやすい人の特徴は?

更年期障害は誰にでも起こり得ますが、実はなりやすい傾向というものがあることもわかっています。とても真面目で頑張り屋さん、つい自分のことを後回しにしてしまう……そんな方ほど心や体の負担が積み重なりやすいのです。ここでは、更年期障害を発症しやすい人の特徴についてご紹介します。

真面目で完璧主義の人

「ちゃんとしなきゃ」「失敗したくない」と、つい自分に厳しくなってしまう真面目な人ほど、更年期の揺らぎを強く感じやすい傾向があります。完璧主義な方は、小さなことでも気になってしまったり、自分を責めてしまったりすることも多く、心の緊張が長く続いてしまうのです。このようなストレスは女性ホルモンの減少による体の変化と重なり、心や体にさまざまな症状としてあらわれます。がんばりすぎてると感じた時は、少し肩の力を抜いてみてくださいね。

仕事や子育てに一生懸命な人

働きながら家のこともこなして、毎日を一生懸命に過ごしている人ほど、更年期の時期に心と体が疲れてしまうことがあります。この年代の女性は、子育ての節目や親の介護、職場での責任など、さまざまな役割を担う時期でもあるでしょう。そんな中で、自分のことは後回しにしてしまいがちではありませんか?でも、そんな方こそ、自分自身をねぎらう時間が大切です。自分自身を大切にする時間をとってみてください。それだけでも、心が軽くなります。

更年期障害の原因は?

更年期障害の主な原因は、女性ホルモンのエストロゲンが減少することです。しかし、体の変化だけでなく、精神的・社会的なストレスも大きく関係しています。いくつかの原因について詳しくご紹介します。

女性ホルモンの低下

更年期障害のもっとも大きな原因は、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌がゆるやかに、でも確実に減っていくことです。エストロゲンは、心と体のバランスを保つ大切なホルモンといわれています。これが急激に減ると自律神経が乱れやすくなり、ほてりや動悸、気分の落ち込みなど、さまざまな症状が現れやすくなります。体の中で起きている変化は目に見えませんが、体調の変化として現れます。

精神的・心理的な影響

更年期は体の変化だけでなく、心の揺れやすさも感じやすい時期です。ホルモンの低下によって気分が沈みやすくなったり、イライラしたり、不安感が強まることもあります。また、以前はできたことができなくなったなど、自分を責めてしまう場面もあるかもしれません。しかしそれは性格や努力不足ではなく、心がちょっと疲れてしまっているだけです。

社会的な影響

更年期の頃は、家庭や職場、地域での役割が増えたり大きくなったりする時期でもあります。子育ての終わり、親の介護、職場での責任や将来への不安……。心身の不調に加えて、社会的なプレッシャーが重なることで、更年期の症状が強く出てしまう方も多くいらっしゃいます。自分を後回しにしすぎていないか、時々立ち止まって見直してみてくださいね。

更年期障害を改善する方法は?

つらい更年期の症状も、ケアをしていけば少しずつ楽になっていくことがあります。ホルモン補充療法や薬、漢方など、自分に合った方法を選ぶことが大切です。ここでは、主な改善方法について詳しくご紹介していきます。

ホルモン補充療法

更年期障害の大きな原因は、女性ホルモン(エストロゲン)の急激な減少であることをご紹介しました。このような体の変化をサポートする方法として、ホルモン補充療法(HRT)があります。少量のエストロゲンを補うことで、ほてりや発汗、動悸などのつらい症状をやわらげることができます。また、将来的な骨粗しょう症や心疾患の予防にもつながることも。ホルモン剤には飲み薬・貼り薬・塗り薬などがあり、体の状態や希望に合わせて選ぶことができます。

精神薬

気分の落ち込みやイライラ、不眠など、心の不調が強く出る方も多くいらっしゃいます。そんなときに使われるのが、抗うつ薬や抗不安薬、睡眠薬などの精神薬です。最近では副作用が少ないタイプの薬も増えていて、服用しやすくなったといわれています。なかには、ほてりや発汗など体の症状にも効くものも。毎日を少しでも心地よく過ごせるように、自分に合った薬を選ぶことが大切です。

漢方薬

体と心のバランスをトータルで整えたい時におすすめなのが、漢方薬です。更年期の症状に合わせて処方されることが多いのは、当帰芍薬散や加味逍遥散、桂枝茯苓丸などです。体が冷えやすく疲れやすい方には当帰芍薬散、心の不安や不眠が気になる方には加味逍遥散、のぼせや下腹部の重さを感じる方には桂枝茯苓丸がよく使われます。体質や症状に合わせて処方されるため、まずは漢方に詳しい医師や薬剤師に相談してみるのがおすすめです。

更年期障害でお悩みの方はKADOMORIにご相談ください!

この記事では、更年期障害の症状やなりやすい人の特徴、原因や改善方法などについて詳しくご紹介しました。更年期障害は年齢にともなって発症してしまう仕方がない症状ではありますが、上手く付き合っていくことで通常よりも症状を和らげることができます。もし現在、更年期障害でお悩みの方は、ぜひKADOMORIにご相談ください。当院のさまざまな施術で、症状を和らげていきましょう。

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監修者

  • 柔道整復師、鍼灸師、カイロプラクター、メディカルトレーナー、テーピング療法指導員、調理師。18歳で平成医療学園専門学校へ入学。柔道整復師科・鍼灸師科を卒業後、鍼灸院で経験を積み株式会社カドモリを設立。大阪、代官山、名古屋にあるシンクロ矯正KADOMORIサロンの総院長として常に現場で施術する一方で、テレビをはじめとしたメディアにも多数出演。世界6階級制覇ボクサー、マニー・パッキャオ選手をはじめ世界中に顧客を持つ。

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