反り腰の改善のためのストレッチ方法は?発症する原因となる症状などを解説!

目次
反り腰になると、腰痛などの痛みを感じることがあります。立ち仕事をしていたりハイヒールを頻繁に履いている人は特に反り腰になりやすいといわれているため注意が必要です。この記事では、反り腰になりやすい人の特徴や原因、改善するためのストレッチ方法などについて詳しくご紹介します。
反り腰になりやすいのはこんな人!
反り腰は、見た目としては姿勢がよく見える一方で、腰への負担が大きく、慢性的な不調の原因になることがあります。日常的なクセが影響することもあり、骨盤の傾きや筋肉のバランスが崩れやすくなると、反り腰を引き起こしやすくなるのです。
ここでは、反り腰になりやすい傾向のある人を3つのタイプに分けてご紹介します。当てはまるものがないか、チェックしてみてください。
立ち仕事をしている人
レジ業務や接客、調理などの立ちっぱなしの仕事をしている方は、知らず知らずのうちに反り腰の姿勢をとりやすくなります。長時間同じ姿勢で立ち続けることで、腰や背中の筋肉が緊張しやすくなり、そのまま固まってしまうことも。腰を反らせるような姿勢でバランスを取るクセがある方は特に注意してください。腰の筋肉が過剰に働く状態が続くと、骨盤が前に傾き、反り腰の姿勢が定着しやすくなってしまいます。
また、仕事中に片足に重心をかけるクセや、つま先立ちに近い姿勢になることも、骨盤のゆがみにつながる原因に。見た目にはまっすぐ立っているつもりでも、体は少しずつ無理な姿勢を記憶してしまうのです。
反り腰を防ぐには、作業の合間に軽くストレッチを行ったり、足の重心を入れ替える意識を持ったりして上手くバランスを調整することが大切です。勤務中は難しくても、帰宅後に腰まわりをゆるめる時間を取ることで、姿勢のリセットがしやすくなります。
ハイヒールを頻繁に履く
ハイヒールは、女性らしさを引き立てる素敵なアイテムですが、、体のバランスを大きく変えてしまいます。特にかかとの高い靴を履くと、自然と体重がつま先にかかり、重心が前のめりになりやすくなります。すると、体全体が前に倒れないようにするために上半身を後ろに引いてバランスを取ろうとして、腰が過剰に反る姿勢になってしまうのです。
このような状態が習慣になってしまうと、骨盤が前傾したまま固定されやすくなり、反り腰の原因となります。また、ヒールを履く時間が長ければ長いほど、太もも前側やふくらはぎの筋肉が常に緊張状態になり、腰や骨盤まわりの柔軟性が失われていきます。
ヒールを履く機会が多い方は、足や腰への負担が積み重なりやすいため、ケアすることも大切です。ヒールを履いた日は、帰宅後にふくらはぎや太もも、腰まわりの筋肉をやさしくストレッチすると、筋肉のこわばりを防ぐことができます。履く頻度や時間を調整しながら、足元のおしゃれと体へのやさしさのバランスを取っていけると理想的です。
妊娠や体重増加などの体型の変化がある人
妊娠中や急激な体重増加があると、お腹まわりに重みが出てくるため、体の重心が前にずれやすくなります。このバランスを保つために、無意識に腰を反らせて上半身を後ろへ引く姿勢になりがちです。結果的に、その反り腰の状態がクセになってしまうことがあります。
特に妊娠中は、ホルモンの影響によって関節や靭帯がゆるみやすく、骨盤の傾きが起こりやすい時期です。さらに、お腹が大きくなることで体の前側に強い引っ張りがかかるため、腰まわりの筋肉にも大きな負担がかかります。腰痛や姿勢の変化が現れやすいのもこの時期の特徴です。
このような体型の変化にともなって反り腰を防ぐためには、一番は無理をしないことが大切です。マタニティベルトやクッションなどのグッズを使ったり、ストレッチを取り入れたりすることで、負担をやわらげることができます。体の変化を受け入れながら整えていくことが大切です。
反り腰を発症する原因となる症状は?
反り腰は、姿勢のクセや筋力のバランスだけでなく、体に起きている不調や症状がきっかけで引き起こされることもあります。腰まわりに負担がかかるような疾患や慢性的な痛みがある場合、姿勢をかばうことで反り腰が悪化してしまうことも。ここでは、反り腰の原因となる代表的な症状について詳しくご紹介します。
慢性的な腰痛
腰の痛みが続くと、無意識のうちに少しでも楽な姿勢を取ろうとします。その結果、腰を反らせるような体勢がクセになり、反り腰につながることがあります。特に、デスクワークや立ち仕事など、同じ姿勢を長く続ける環境では、腰の筋肉が緊張したまま固まりやすくなります。この緊張が続くと、筋肉内の血流が悪くなり、疲労がたまって腰痛が慢性化してしまうのです。さらに、過剰に働いた筋肉が腰を引っ張るようにして反らせるため、ますます反り腰の状態が固定されやすくなってしまいます。痛みをごまかさずに、ストレッチや休息をして負担を軽減することが大切です。
腰部脊柱管狭窄症
腰部脊柱管狭窄症は、脊髄の通り道である脊柱管という部分が狭くなり、神経が圧迫されることでさまざまな症状を引き起こす疾患です。加齢や骨の変形が原因となることが多く、足のしびれや痛み、歩行時の不快感などが現れるようになります。これらの症状を避けようとして、自然と腰を反らせるような姿勢をとることが増えていきます。歩くのがつらいとき、腰を反ることで神経の圧迫が一時的に和らぐように感じることもあり、その姿勢が習慣化しやすくなります。しかしこの代償的な動きが、結果的に反り腰の原因となってしまうことも。無理をせず、病院や整体などでケアを受けることが、症状の進行を予防することにつながります。
反り腰改善のためのストレッチ方法は?
反り腰を改善するためには、硬くなりやすい筋肉をほぐして骨盤や腰まわりのバランスを整えることが大切です。ここでは、自宅でも簡単にできるストレッチを5つご紹介します。すべて無理のない範囲で、呼吸を止めずにゆっくり行うのがポイントです。
太ももの前側を伸ばすストレッチ(大腿四頭筋)
- 床に横向きになって寝転び、下側の腕で頭を支える。
- 上側の足首を後ろから手でつかみ、お尻のほうに引き寄せる。
- 太ももの前がじんわり伸びるのを感じながら、20〜30秒キープ。
- 反対側も同じように行う。
ヒールを履く方や立ちっぱなしの方に特におすすめです。
もも裏のストレッチ(ハムストリングス)
- 仰向けになり、片足を伸ばしたまま天井に向けて上げる。
- 両手で太ももまたはふくらはぎを支える(膝は軽く曲がっていてOK)。
- もも裏が気持ちよく伸びるところで20〜30秒キープ。
- 足をゆっくり下ろし、反対側も行う。
骨盤の後傾を助ける筋肉をやわらかく保つことができます。
腰をやさしく緩めるストレッチ(仰向けツイスト)
- 仰向けになり、両膝を軽く曲げて立てる。
- 両腕を横に広げ、膝をそろえたまま左右どちらかに倒す。
- 腰から背中にかけてゆるやかなねじれを感じたら20秒キープ。
- ゆっくり元に戻して、反対側も同様に。
緊張しやすい腰まわりの筋肉をゆるめるのにぴったりです。
お尻のストレッチ(梨状筋ストレッチ)
- 仰向けになり、片足のくるぶしを反対の太ももに乗せる。
- 両手で下の足の太ももを抱えるように持ち上げる。
- お尻が伸びているのを感じながら20〜30秒キープ。
- ゆっくり元に戻し、反対側も同じように行う。
骨盤の動きをサポートするお尻の筋肉にアプローチできます。
腸腰筋をゆるめるストレッチ(ランジストレッチ)
- 片膝を立てて「前後に足を開く」姿勢をとる。
- 後ろ足の膝を床につけ、両手は前膝の上に置く。
- 上体をゆっくり前に倒し、後ろ側の股関節〜腰前が伸びるのを感じる。
- 20〜30秒キープしたら、反対の足も同様に。
腰を前に引っ張ってしまう腸腰筋を緩めることで、反り腰の緩和に役立ちます。
反り腰でお悩みの方はKADOMORIにご相談ください!
この記事では、反り腰になりやすい人の特徴や原因、ストレッチの方法などについて詳しくご紹介しました。反り腰は日頃のクセの積み重ねで徐々に発症していくため、気付いた時には反り腰になっていたということがあるかもしれません。そうならないためにも、反り腰にならないように意識することが大切です。もし現在、反り腰でお悩みの方は、KADOMORIにご相談ください。豊富なメニューの中から最適なものをご提案し、根本から解決するための施術をさせていただきます。
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