便秘解消のための腸のマッサージ方法は?改善方法・おすすめの施術をご紹介!

目次
便秘になるとお腹が張ったり肌が荒れたりするのでストレスが溜まりますよね。
便秘を解消するためには幾つかの方法があり、どれも自宅でできる方法なのでぜひお試しください。
この記事では、便秘の原因や改善方法、当院の施術などについて詳しくご紹介します。
便秘の原因は?
便秘はただ出にくい状態ではなく、腸の動きや生活習慣など、さまざまな原因が考えられます。
ここでは、原因について3つご紹介します。
大腸の運動が低下している
腸の動きが鈍くなると、便がスムーズに運ばれずに大腸内に長時間とどまってしまいます。
その間に水分が過剰に吸収され、便が硬くなり、排出しにくくなるのです。
このタイプの便秘は女性や高齢者に特に多く、頻度も高いといわれています。
以下の症状がよくみられます。
- お腹の張り
- 残便感
- 食欲の低下
- 肩こり
- 肌荒れ
- イライラなど
原因としては、運動不足や水分不足、食物繊維の摂取不足、腹筋の低下、極端なダイエットなどが挙げられます。
日頃から適度に体を動かしたり、水分をしっかりとることを意識すると、腸の動きが改善され、便秘の予防につながります。
大腸が過緊張している
大腸が緊張しすぎると、便がスムーズに運ばれず、小さくて硬いコロコロとした便になりやすくなります。
このタイプの便秘では、食後におなかが痛くなったり、残便感が続くこともあります。
また、便秘と下痢を交互に繰り返すことがあるのも特徴です。
腸の動きをコントロールする自律神経が乱れることで起こるため、精神的なストレスや環境の変化、過敏性腸症候群などが関係していると考えられています。
ストレスをため込みやすい人や、緊張しやすい人に多い傾向があります。
リラックスしてストレスを上手に発散することが、便秘の改善につながるとされています。
便がスムーズに流れず停滞している
便が直腸まで届いているのに、うまく排出されないと便秘が起こります。
本来なら、直腸に便がたまると「そろそろ出さなきゃ」という排便反射が起こりますが、それがうまく働かず、便が停滞してしまうのです。
特に、高齢者や寝たきりの方に多く、また痔を気にして排便を我慢する習慣がある人もなりやすい傾向があります。
便意を我慢し続けると、次第に直腸の感覚が鈍くなり、ますます便秘が悪化してしまうことも。
毎日できるだけ決まった時間にトイレに行く習慣をつけたり、体を動かして腸の働きを促したりすることが大切です。
便秘を解消する方法は?
便秘を解消するには、腸がスムーズに働くように環境を整えることが大切です。
水分をしっかりとる、食物繊維を意識して摂る、適度に運動をするなど、日々の生活の中でできることはたくさんあります。
具体的な方法を5つご紹介します。
硬水を飲む
硬水には、マグネシウムが多く含まれています。
マグネシウムは便を柔らかくする効果があると言われており、腸にとどまって水分を引き寄せることで便の水分量を増やし、スムーズな排便を助けてくれます。
自然な方法で便秘を和らげることができるので、便秘薬に頼りたくない人にもおすすめです。
ただし、硬水にはカルシウムやナトリウムも含まれているため、飲みすぎるとお腹が痛くなったり、下痢を引き起こすことがあるので注意が必要です。
また、便秘薬にもマグネシウムが使われることがあるため、併用するとお腹に負担をかけることがあります。
適量を意識しながら、毎日の習慣に取り入れるといいでしょう。
食事を改善する
便秘解消には、食生活の見直しがとても大切です。
食事のバランスを意識して、主食・主菜・副菜をしっかり摂ることを心がけましょう。
中でも、食物繊維を意識して増やすのがおすすめです。
野菜や果物に含まれる水溶性食物繊維は、腸内の善玉菌を増やし、腸の動きをサポートしてくれます。
また、ヨーグルトやチーズなどの乳製品、キムチや納豆などの発酵食品も腸内環境を整えます。
食事を変えるだけで腸の調子が整いやすくなるので、毎日の食事を少し意識するだけでも変化を感じられるでしょう。
ストレスを溜めないようにする
腸の動きは、自律神経によってコントロールされています。
そのため、ストレスが溜まると腸の働きが乱れ、便秘になりやすくなります。
緊張しやすい人や、環境の変化に敏感な人は、腸の動きが悪くなりやすい傾向があります。
仕事や人間関係など、日々の生活でストレスを感じることは避けられませんが、自分なりのリラックス方法を見つけておくと、腸の調子も整いやすくなります。
排便時の姿勢に気を付ける
便をスムーズに出すためには、姿勢も大切です。
よくある間違いとして、背中を丸めて力んでしまうことがありますが、これではお腹に力がうまく伝わらず、排便がスムーズにいきません。
理想的な姿勢は、背筋を伸ばして、少し前かがみになること。
こうすることで、腸の出口である直腸と肛門がまっすぐになり、便がスムーズに出やすくなります。
また、足が浮いてしまうと力が入りにくくなるので、足元に台を置いて膝を少し高くすると、より自然に力が伝わるようになります。
腸のマッサージを行う
お腹を優しくマッサージすることで、腸の動きを促し、便秘の改善につながることがあります。
おへその周りを「の」の字を描くようにゆっくりさするのがおすすめです。
朝起きたときや寝る前に行うと、腸が刺激されてスムーズな排便につながることがあります。
マッサージ方法の詳しい手順は、次の章でご紹介します。
便秘解消のための腸のマッサージ方法は?
腸の動きを促すためには、マッサージがおすすめです。
マッサージの手順を3つご紹介します。
「の」の字マッサージ
お腹を優しくマッサージすることで腸の動きを促し、便秘を解消しやすくなります。
おすすめなのが、「の」の字を描くように行うマッサージです。
おへそを中心に、時計回りに大きく手を動かしながら、ゆっくりとさすっていきましょう。
腸の流れに沿ってマッサージをすることで、便がスムーズに移動しやすくなります。
リラックスして深呼吸をしながら行うのがポイントです。
強く押しすぎるとお腹が痛くなってしまうこともあるので、気持ちいいと感じる程度の力加減で続けましょう。
朝起きたときや寝る前、お風呂上がりなどに行うと、腸が活発に動きやすくなり、スムーズな排便につながるとされています。
腸をほぐすマッサージ
お腹全体をほぐすようにマッサージすることで、腸の緊張を和らげて便を出しやすくする効果が期待できます。
仰向けに寝て、両手の指先でおへその周りをゆっくり押してみましょう。
お腹が硬くなっている部分があれば、そこを重点的に指の腹で優しくほぐすようにさすります。硬くなった腸を緩めることで、腸の動きがスムーズになりやすくなります。
マッサージをしながら深呼吸をすると、副交感神経が働き、リラックス効果も高まります。寝る前のゆったりした時間にぜひ取り入れてみてくださいね。
便を押し出すマッサージ
便をスムーズに出すために、お腹を軽く押すようにマッサージする方法もあります。
両手をおへその下あたりに置き、指の腹を使って、軽く押しながら下へ向かってさするように動かしていきます。
これを繰り返すことで、直腸に溜まった便が押し出されやすくなります。
朝起きてすぐや、トイレに行く前に行うと、排便を促しやすくなるのでおすすめです。
また、お腹が冷えていると腸の動きが鈍くなりがちなので、マッサージをする前にお腹を温めると、より効果を感じやすくなることもあります。
便秘解消なら「KADOMORI式腸もみ」がおすすめ!
頑固な便秘に悩んでいる方におすすめなのが、KADOMORI式腸もみです。
これは、腸もみと美腸鍼を組み合わせた施術で、腸に溜まった老廃物や宿便をほぐし、腸の働きを活性化させることを目的としています。
腸の動きがスムーズになることで、便秘の改善だけでなく、お腹の張りや肌荒れといった、腸内環境の乱れからくる不調のケアにもつながります。
施術前には、腸の状態を確認するために、聴診・打診・触診を行い、一人ひとりに合った施術を行います。
便秘でお悩みの方はKADOMORIにご相談ください!
この記事では、便秘の原因や改善方法、マッサージなどについてご紹介しました。
便秘の原因はさまざまですが、日常生活のちょっとした工夫で改善することができます。
この記事でご紹介した方法をぜひお試しくださいね。
また、当院の施術によってより早期に改善することも可能なので、現在便秘にお悩みの方は、ぜひKADOMORIにご相談ください。
予約はこちら