整体に行くべき人の特徴は？改善できる症状・効果が出るまでの期間も解説！

あなたは今、体の不調を我慢していませんか？
肩こりや腰痛、頭痛など、日常的な不調を「仕方ない」と放置している方は少なくありません。
しかし、そのままにしているとますます症状が悪化し、気付いた頃には動くのもつらいほどの痛みになってしまうことも。
そうなる前に、整体に通うと、これらの不調の改善が期待できます。
整体は、骨格や筋肉のバランスを整える施術で、特に、慢性的なコリや痛みだけでなく、冷え性や睡眠の質向上といったメリットを感じる方も多くいます。
今回は、具体的に改善できる症状、効果が出るまでの期間について詳しく解説するため、体調改善のヒントがきっと見つかるはずです。

整体ではどんな症状の改善が期待できる？

では、整体に通うことによって、どのような症状の改善が期待できるか見ていきましょう。
整体は、体の歪みを整え、不調を和らげる方法として知られています。
気になる症状がある方は、一度整体で相談してみるのもよいでしょう。

肩こり・腰痛

骨格や筋肉のバランスが崩れると、肩こりや腰痛といったトラブルが起こりやすくなります。
長時間同じ姿勢をとることや、無理な動作が続くと血行が悪くなり、筋肉が緊張して痛みを引き起こすのです。
特に肩こりと腰痛は、お互いに悪影響を与えることがあるのをご存じでしょうか。
肩こりがひどくなると、背骨の自然なカーブが崩れて腰に負担がかかり腰痛を起こしやすくなります。
一方で、腰痛があると腰をかばおうとして肩や背中の筋肉が緊張し、肩こりが悪化する可能性もあるのです。

血行が悪くなると、腰周りの筋肉に必要な酸素や栄養が行き届きにくくなり、疲れや老廃物がたまりやすくなります。
これが腰の痛みを引き起こす原因のひとつなのです。
整体の施術で体のバランスが整うと、筋肉の硬さや血行不良も改善しやすくなり、その結果、腰痛の改善が期待できます。

肩こりの原因のひとつも血行不良です。
血流が滞ると筋肉に酸素や栄養が十分に届かなくなり、筋肉が固まってしまいます。
また、血流が悪いと老廃物がたまりやすくなり、これも肩こりの原因になります。
整体によって血行が良くなれば、こうした肩こりや痛みも改善される可能性があるのです。

自律神経の乱れ

自律神経は「交感神経」と「副交感神経」の2つに分かれています。
この2つは反対の働きをしながら、心拍数や血圧、消化や排泄などを調整する役割があります。このバランスが整っていることで、私たちの健康が維持されているのです。

交感神経は主に日中に働き、血圧や心拍数を上げて心や体を活発な状態にします。
一方、副交感神経は夜に働くことが多く、血圧や心拍数を下げて心と体をリラックスさせます。

しかし、現代ではストレスの多い環境によって交感神経が優位になり、自律神経のバランスが崩れやすい状況です。
その結果、不眠や動悸など、さまざまな体調不良が起こります。
また、自律神経の乱れは肉体的な疲労も原因のひとつです。

整体では、骨格や骨盤の矯正、筋膜の調整、さらには頭のマッサージなどを行います。
これらの施術によって筋肉の緊張がほぐれ、体がリラックスしやすくなり、このリラックス状態が、副交感神経を活性化させるきっかけに。
副交感神経がしっかり働くと、腸の動きが安定して腸本来の役割がスムーズに果たされるようになります。
さらに免疫力も向上し、体が外部のストレスや免疫力が強くなる効果が期待できるのです。

血行・リンパの詰まり

整体では、リンパの流れを良くし、血液の循環を促す施術を行います。
それにより、体内にたまった老廃物がスムーズに排出されやすくなり、むくみや冷えが改善され、体全体のデトックス効果が高まると言われています。

私たちの体には「毛細血管」というとても細い血管があります。
毛細血管の壁には小さな穴があり、そこから毎日約20リットルもの水分が漏れ出ているのです。
この水分が「リンパ液」と呼ばれ、血液の一部である「血漿（けっしょう）」とほぼ同じ成分をしています。

リンパマッサージを行うと血流が良くなり、筋肉がほぐれ体のコリが解消されます。
さらに、リンパの流れがスムーズになると老廃物が排出されやすくなり、疲れを取る効果もあるのです。

冷え性・むくみ

リンパ液が毛細血管から漏れすぎたり、毛細血管に戻る量が減ると、リンパの流れが悪くなりむくみが起こります。
整体では、ふくらはぎからひざ裏にかけてマッサージを行ったり、足首のズレを整えることでリンパや血液の流れがスムーズになり、体の代謝が活発になります。
さらに、骨盤のズレや背骨のゆがみを整えると、体が本来持つ自然治癒力が高まり、さまざまな不調の改善が期待できるのです。

眼精疲労

目がかすみ、視界が狭くなる可能性もある眼精疲労は、頭痛や肩こりにもつながるつらい症状です。
このような目の不調が長引くと、普段の生活にも影響が出てしまい、目の疲れを放っておくと悪化する場合もあるため、注意しましょう。

眼精疲労は、目の周りの筋肉や肩、首のコリが原因の場合もあります。
特にデスクワークなどで長時間目を使うと、姿勢が悪くなり、肩や首が凝りやすくなります。その結果、首周りの目に関係する神経や血管に負担がかかり、目の疲れがさらにひどくなるという悪循環が起こってしまうのです。
自分でマッサージやツボ押しを試しても改善しないときは、整体などの専門的な施術を受けることがおすすめです。
プロの手でケアすると、目や体の不調が楽になるかもしれません。

整体に行くべき人の特徴は？

整体へ行くタイミングや、どのような症状が出たら行けばいいのか悩む方もいると思います。
この章では、整体に行くべき人の特徴を紹介しますので、当てはまるものがないかチェックしてみましょう。

疲れが溜まっている

疲れが溜まっていると、さまざまな不調を引き起こすきっかけとなってしまいます。
体がダルかったり、疲れが抜けなかったり、肩こりや腰痛、頭痛など何気ない痛みが起こっているという方も多いのではないでしょうか。

長い間同じ姿勢でいると背中の筋肉がかたくなり、背中が丸まってしまいます。
すると、肋骨の動きが悪く、呼吸のときに胸のあたりが広がりづらくなり呼吸が浅くなってしまうのです。
このように筋肉が硬くなり肋骨が動きづらくなっている場合は、筋肉をほぐして肋骨の動きを改善することが大切です。

体の慢性的な痛みを和らげたい

痛みが長引く原因のひとつとして、普段の生活習慣や癖が考えられます。
例えば、長時間の立ち仕事や重い荷物を運ぶ作業、スポーツで体を酷使する、運動不足など、日常生活の中での習慣が痛みを引き起こすことがあるのです。

さらに、痛みの原因となるのが体のゆがみ。
整体に通って体のゆがみを整えることで、痛みの根本原因にアプローチできます。
また、自分の癖や生活習慣を見直すことも痛みを防ぐために重要なため、普段の姿勢や行動を意識して改善してみましょう。

気になる症状を治したい

整体では体の状態を丁寧にカウンセリングします。
病院に行くほどではないが、不快な痛みや症状があるという方は一度相談するのもおすすめです。
筋肉の状態を確認し、体の状態に合わせた施術が可能です。

立ち仕事をしている

立ち仕事をしている方は、足の筋肉が疲れて固くなり筋肉が神経を圧迫、足がしびれることがあります。
また、自分の足に合わない靴を履いていたり、姿勢が悪いと足のアーチ部分に負担がかかり、足が痛くなる場合も。
さらに、腰やお尻の筋肉にも負担がかかることで血流が悪くなり、腰痛の原因にもなるのです。
そのような方は整体で筋肉の疲れをほぐし老廃物を流すと、症状の改善が期待できます。

座りっぱなしになることが多い

デスクワークで長時間座りっぱなしの人も注意が必要です。
ずっと同じ姿勢を続けることで筋肉が緊張しやすくなり、姿勢の悪さが原因で、腰痛や坐骨神経痛を引き起こす可能性もあります。
整体を受けると、固まった筋肉がほぐれて体がリラックスした状態になります。
特に、肩や首、背中のこりや緊張を和らげる効果が期待できるため、座り仕事が多い人にもおすすめです。

整体に通って効果が出るまでどれくらいかかる？

早く効果を実感したい、痛みや不快な症状がどれくらいで改善されるのか、多くの方が気になるのではないでしょうか。

急に起きた痛みや不調、例えば首や肩のこり、腰痛、ぎっくり腰、打撲、むくみなどの場合、整体を週に1～2回のペースで3～6回受けることで改善が期待できます。
早い場合は1週間以内、遅くても1か月半以内には症状が落ち着くことが多いといわれています。

一方、長期間続く筋肉や骨の痛み、自律神経の乱れによる不調の場合は、週に1～2回のペースで6～12回の施術を受けることで、徐々に改善していきます。
早ければ3週間以内、遅くても3か月以内には改善が期待できるでしょう。

施術を始めてから1～3回目あたりでは、体の歪みが整い始め、体が軽く感じられるなどの変化が実感できることが一般的です。
その後、4～6回目になると症状の改善がはっきりとわかるようになり、7回目以降には、慢性的な症状でも効果が安定してきて、症状がほとんど出なくなる場合もあります。
上記はあくまで目安ですが、自分の体調に合わせて無理なく継続することが大切です。

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