大転子が出すぎている原因は遺伝?引っ込める方法・改善方法をご紹介!
目次
大転子が出すぎていると下半身が太く見えがちになるため、気になる方は多いでしょう。
大転子の出っ張りは遺伝が原因になることもありますが、実は生活習慣が影響していることも。
姿勢を正したりスクワットを行ったりすることで、骨盤が徐々に正しい位置に戻るため、改善を目指すことができます。
この記事では、大転子が出すぎている原因や引っ込める方法などについてご紹介します。
大転子は足のどの部分?
大転子(だいてんし)とは、足の付け根部分にある大腿骨の突起部分のことです。
股関節のすぐ外側にあり、骨盤の横に少し出っ張って感じられる部分です。
触ってみると、立っているときや歩くときに体重を支えていることがわかるでしょう。
特に骨盤周りの筋肉とつながっているため、姿勢や歩き方の影響を受けやすく、姿勢が崩れると出っ張って見えるようになります。大転子の位置を意識することで、正しい姿勢や、姿勢の崩れない歩き方にもつながります。
大転子が出すぎてしまう原因は?
大転子が目立つ原因には、普段の姿勢や生活習慣、骨盤周りの筋力の低下などが関係しています。
また、もともとの骨格の特徴や遺伝が影響することも。
特に、片足に重心をかける癖や歩き方のバランスが崩れると、大転子がさらに目立つことがあります。
ここでは、大転子が出すぎてしまう原因について詳しく解説します。
日常生活での姿勢が悪い
日常生活での姿勢が悪いと、大転子が外側に出っ張りやすくなります。
たとえば、片側の足に重心をかけて立つ癖があったり、足を組む習慣があったりする場合、骨盤が歪みやすくなります。
このように姿勢の乱れが続いてしまうと、骨盤周りの筋肉に負担をかけ、左右のバランスが崩れてしまうことが原因です。
また、座りっぱなしの姿勢やスマートフォンを長時間触る方は、体全体のバランスが崩れ、骨盤が不安定になりやすくなります。
日常生活の中で姿勢が悪いと感じている方は、少し姿勢を意識するだけでも、骨盤の安定につながるので、正しい姿勢を心がけてみてくださいね。
骨盤が外側に出っ張っている
骨盤が外側に広がっていると、大転子が目立つ原因になることがあります。
骨盤が広がってしまうと、体の重心が外側にかかりやすくなり、立った時や歩いた時に大転子が出っ張って見えることが多くなります。
広がった骨盤は、出産や生活習慣、加齢に伴う骨盤周りの筋力低下などが原因で起こりやすいとされています。
骨盤が広がると、姿勢全体にも影響を与え、背中や腰の負担も増加します。
骨盤周りの筋力が低下している
骨盤を支える筋力が低下すると、大転子が目立ちやすくなります。
骨盤周りの筋肉は、骨盤を安定させて正しい位置を保つために必要ですが、筋力が低下するとその機能が十分に果たされなくなり、骨盤が傾きやすくなるのです。
長時間座ったままの方や、運動不足の状態が続いている方は、骨盤周りの筋肉は弱くなりがちに。
そのため、骨盤が外側に広がりやすくなり、大転子も出っ張ってしまうことが増えてしまいます。
元々の骨格が影響していることも
大転子が目立つ原因は、もともとの骨格の影響を受けていることもあります。
骨盤がやや広めであるなど、骨の構造や角度は個人差で、元から大転子が外側に見えやすい人もいます。
このような骨格的な特徴は、遺伝や生まれ持った骨の形が影響することが多く、姿勢や習慣の影響だけではない場合もあるのです。
ただし、骨格の特徴があるからといって、対策ができないわけではありません。
筋肉のバランスを整えたり、姿勢を意識したりすることで目立ちにくくすることも可能です。
大転子を引っ込めるための方法は?
大転子を引っ込めるには、姿勢を見直したり、骨盤周りの筋肉を鍛えたりすることがおすすめです。
正しい歩き方やスクワットなどの簡単なエクササイズを取り入れることで、骨盤の安定が向上し、大転子が目立ちにくくなることが期待できます。
日頃からできる方法が多く、自宅でも改善を目指せます。ここでは、大転子を引っ込めるための方法についてご紹介します。
歩行姿勢を正しくする
大転子が目立たないようにするためには、歩き方を正すことがおすすめです。
普段の歩行姿勢が悪いと、骨盤のバランスが崩れてしまい、大転子が外側に出やすくなります。
歩く時は背筋を伸ばして視線をまっすぐ前に向け、肩の力を抜いた状態を心がけましょう。
重心を左右均等に保ち、かかとから着地して足の裏全体を使って地面を踏みしめるように歩くと良いでしょう。
骨盤周りの筋肉も安定するため、大転子が目立ちにくくなります。
スクワットを行う
スクワットを行って対策することもおすすめです。以下の手順でスクワットをしてみてください。
- 足を肩幅より少し広めに開き、しっかりと立ちます。
- 膝を外側に向け、安定した姿勢を確認します。
- ゆっくりとお尻を後ろに引くようにしながら、腰を下げます。
- 太ももが床と水平になるくらいまで下げたら、数秒キープします。
- お尻を引き締める意識を持ちながら、ゆっくりと元の立ち姿勢に戻ります。
- この動きを30回程度繰り返します。
無理をせずに続けていくことで、大転子の出っ張りが徐々に改善されるでしょう。
多少の負荷がかかるため、普段、運動不足が気になる方にもおすすめです。
自宅で簡単にできるため、ぜひ試してみてくださいね。
大転子が出てしまうのは遺伝?
大転子の出っ張りは、主に生活習慣が関係していますが、遺伝の影響も考えられます。
もしも、子どもの頃から大転子が目立っていた場合、骨盤のバランスが崩れていない時期でもあるため、遺伝の可能性があるかもしれません。
また、親が大転子が出っ張るような歩き方をしていると、それを無意識に子どもが真似して似てしまうこともあります。
こうした影響で、生活習慣が原因となり大転子が出っ張りやすくなるケースも多くあります。
大転子の出っ張りは、生活習慣や筋肉の使い方を改善することで改善が可能です。
骨盤を中央に引き寄せる筋肉が弱くなっていたり、骨盤の角度がずれていたりする場合もあるので、日常生活の中で座り方や立ち方、歩き方を意識するようにしましょう。
大転子の出っ張りはローラーで改善できる?
大転子の出っ張りを改善する方法の一つとして、ローラーを使ったケアがあります。
ローラーを使うと、骨盤周りや太ももの筋肉の緊張をほぐし、血行を良くする効果が期待できます。
筋肉が柔らかくなることで、骨盤や大転子周辺の筋肉のバランスが整いやすくなり、出っ張りが目立ちにくくなる可能性があります。
太ももの外側やお尻の筋肉をほぐすと、骨盤が安定しやすくなるため、日常生活での姿勢も整いやすくなるでしょう。
ただし、ローラーだけで劇的に改善するわけではありません。
ローラーを使う場合は、無理のない範囲で筋肉をほぐして、痛みを感じたら無理に続けずゆっくり休むことが大切です。
また、先にご紹介したスクワットや、正しい姿勢で過ごす方法を組み合わせることで、効果を実感しやすくなります。
大転子でお悩みの方はKADOMORIにご相談ください!
この記事では、大転子が出すぎてしまう原因や改善方法などについてご紹介しました。
一部では遺伝による影響が考えられますが、生活習慣が影響することもあります。
骨盤が正しい位置に戻れば、出すぎた大転子が引っ込むことがあるため、十分に改善の余地があります。
姿勢が悪い自覚がある人は、ぜひ姿勢を正して改善を目指しましょう。
もし現在、大転子が出すぎていて気になる方は、KADOMORIにご相談ください。
一人ひとりの骨格に合わせた施術で、一緒に改善を目指しましょう。
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